2017 / 10
≪ 2017 / 09 2017 / 11 ≫
Page.

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


Page.102

「お待たせ、美晴ちゃん・・・じゃぁ、行こうか?」
足立さんが声を掛けてきた。

「あっ!足立さぁ~~ん、おはようございますぅ。
この人知り合いなんですかぁ?
もえこぉ、この人とお話していたんですぅ・・・
あっ!リュウさんも一緒なんですかぁ?
リュウさぁん、今度もえこのために曲書いてくださいぁい(くねっ)」
「ハイハイ、もえこちゃんまたね~。
マネージャーさんあっちで待っているよ」
「うんもぉ、もえこぉ、リュウさんとお話したいんですぅ。
今度取り計らってくださいよぉ
ねぇ、いいですよねぇ?リュウさぁん♪」
「触るな!礼儀をわきまえろ!」

先ほどとは全く違う態度の麻田に慣れた動きで、
しな垂れかかってきた身体をサッとかわし
先輩として強い態度で接したリュウさんだった。
私を部屋から出るように促した足立さんは、
エレベーターホールへ連れ出そうとした。

「さぁ、美晴ちゃん、家には連絡したね?
地下駐車場からそのまま出るから、荷物はこれだけ?」
「待ってくださいよぉ、このまま、もえこをここに放置ですかぁ?
リュウさんはぁ、ここにいてくださいよぉ、いいじゃないですかぁ?
もえこぉ、新人なのでぇ、芸能界のことわかんないじゃないですかぁ・・・
リュウさんから手ほどきされたら嬉しいですぅ」
「リュウ!自分で何とかそこは切り抜けろっ!
まぁ、『好いところ』見せてやれよ、ねっ!美晴ちゃん!!」
「えっ!?あっ!まぁ、その・・・・えっとぉ・・・・」
「ちょっと!足立さん!そりゃ無いですよ!」


足立さんの肩越しにかなりうろたえているリュウさんの姿を確認した。
あんな風なリュウさんは見たことがないかも・・・。
リュウさんを放置?したまま、
私は足立さんと地下駐車場へエレベーターで下りて行った。
社員用の駐車場にはまだ数台停まっていて、
その中のシルバーのワゴン車に乗り込んだ。

「あの・・・リュウさんは?」
「あぁ、アイツは大丈夫、大丈夫!!
それにもえこちゃんの猛アピールは今に始まったばかりじゃないしね。」
「そうなんですか!?なんか・・・・驚いちゃって」
「まぁね、多くのタレントを抱えているプロダクションとはいえ美晴ちゃんのいる部署じゃ
あまりこういう類の人間とは接触が無いからね。驚くのは当然かもね。」
「ハイ・・・・私、お仕事をご一緒したのはフェニックスさんと・・・
それとモデルさん数人だけですから」
「そのうち慣れるかも・・・イヤ君はそのままの方が良いかもね。・・・・あぁ、やっと来たな」
サイドミラーで確認して、地下駐車場入り口の扉近くへ車を横付けにした。

「お疲れ様!今日は結構時間が掛かったな?」
「参りましたよ!足立さん、今日は全然助けてくれないから・・・・
社交辞令で言ったことを真に受けて・・・・ったく。
「あははは・・・」
「笑い事じゃないですよ~麻田のマネージャーにもう1度言ってくださいよ!」
「まぁ、そう言うなって!フェニックスの長年のファンを大事にしなきゃダメじゃないか」
「長年のファンって・・・でも『度』が過ぎるのも困りますよ」
「色々な理由でこの業界に入ってきているからな・・・
まぁ、あの子の場合は全てはフェニックス・・・
いやいやお前に会いたくて入ってきたようなものだからな」
「だから、勘違いが多すぎるんですよ!
美晴、ちょっと詰めて、あぁ、疲れた~~」

ワゴン車の後方に座っていた私の隣にストンと座ってきたのはリュウさんだった。
私を少し奥に詰めさせて自分はゆったり座るかと思いきや、
私にもたれかかる様に座った。

「おいおい、リュウ!美晴ちゃんがびっくりしているだろう?離れろよ」
「良いんです、俺は・・・・やっとこうすることが出来たんですから・・・・・
こうしたくて・・・したく・・・て、隣・・・にいたく・・・・て」
「寝ちゃったか・・・?まぁ、無理も無いよな・・・徹夜でロケだったもんな~~」
「えっと・・・・あの話がよく見えないんですけれど・・・・」


私の肩にリュウさんの頭がもたれかかり、
「スースー」と寝息を立てている彼の重みを感じながら
バックミラー越しに足立さんに話しかけた。
スポンサーサイト


【リュウさんは夢の中・・・】
こんにちは。
わたしの肩なら、いくらでもお貸ししますよん、(クネクネ)

でも、リュウさんのそれは告白ってことですか?
美晴ちゃんには幸せになってもらいたい、でも・・・・
複雑な乙女心、いや、おばば心。

一体どうなるのでしょう?
ヤキモキ・・・・・わたしもリュウさんの追っかけでもしようかしら。うふっ(←キモイ 笑
【肩なら私が・・・。】
も、もえこちゃんの喋り方、カンベンしてください!
苦手だ~男にこびる甘ったるい声なんでしょう。
ブルブル(悪寒)

あからさまなリュウさんの態度、美晴ちゃんはどうなのかな。
先が楽しみです。
【レスです。。。】
☆きゅうぞうさん、こんにちは。
是非、肩を貸してやってくださいまし~(笑)
きっと彼からは『イイ香り』がすると思います~~@萌←(殴)
何気に告白してますが・・・
でも面と向かっていませんね。。。

体力勝負の追っかけやりますか?
TV局の入り出待ち、大変そうです~。


☆緋沙子さん、こんにちは。
私もこういう喋り方ダメです。
なので、好きじゃないキャラに使っちゃいました。
二重人格か!?と思うくらい態度が豹変しています。

彼の自己アピールは半端ないです(笑)
この先、色々あります。。。
これしか言えないので~~お楽しみに♪
この記事へコメントする
















presented by 地球の名言

紫苑あかね

Author:紫苑あかね
恋する人たちの切ない想いを描いています。

只今ランキング参加中なり。 ポチッとして頂けたら嬉しいです。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。