2017 / 09
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2年前の結婚式からとこないだの個展最終日の件で、
自分の心に小さなトゲが引っ掛っていたようで・・・。
でもそれも高田君と話したことによって
不思議とスッと取れていった。
あとは・・・彼らが本当の意味で幸せになってくれれば良いと心から願った。


陽も落ち夕闇が広がってきてかなり肌寒くなってきた。
隣駅のデパートは今度の休みにでも薫お姉ちゃんを誘って行こうと思い、帰宅の途についた。
帰宅してみれば、家にはやよいお母さんしかいなかった。
今日、高田君に会った事を話した。

「真凛が出掛けてすぐ、電話があったのよ・・・」
「そうだったの?」
「2年前のことはともかく、個展の時のことも気にしていてね
私としてはもう色々蒸し返しても・・・と思ったんだけれど・・・
お父さんが真凛のためだから・・・ってね」
「うん、彼と話して良かったの、気持ちの中で引っ掛っていたのが
取れた感じでね・・・やよいお母さんありがとう
それとお姉ちゃん達には・・・?」
「そっちは私の方からちゃんと話しておくから心配しないで」
「ありがとう・・・」

私は安堵したせいかやよいお母さんの前で少し涙ぐんでしまった。
やよいお母さんはいつもと変わらず優しい微笑を浮かべながら
「真凛はいい子ね」と言いながら頭を撫でてくれた。
そして私と高田君夫妻とのことは決着がついたように思えた。
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紫苑あかね

Author:紫苑あかね
恋する人たちの切ない想いを描いています。

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