2017 / 05
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目立った催しを数点見た後、俺は所用があったので暫く彼女達と別行動をとった。
約1時間後に目印となるシンボリー・ツリーの前で待ち合わせをすることにした。
正直に言えば、彼女だけを用事のある研究室へ連れて行きたかったが、
さすがにそんなことをしたらまずいなと思い、彼女達をあとにした。
後から考えればあの時、無理にでも連れて行けば良かったと後悔した。

俺の方の所用も済み、約束の場所で待っていたのは
満面笑みのリーダー的存在の彼女友人と、少し複雑な面持ちの友人と
・・・・俯き加減で下唇を噛みながら、少し震えた彼女がいた。
「俺達のいない間に何があった?」
強い口調で言葉が吐いて出てしまいそうになったが、
持ち前の精神力を総動員して自制し待たせたことだけ詫びた。


先ほどの彼女とは違い、移動し始めても俺の1~2歩後から付いて来るだけ。
何度か振り返りながら様子を伺ったが何も言わず・・・・
俺と視線を合わさないように極力努力しているように思えた。
講堂での反応は、夢だったのか?と錯覚してしまうくらい
彼女の気持ちが見えなくなってしまった。
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紫苑あかね

Author:紫苑あかね
恋する人たちの切ない想いを描いています。

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