2017 / 11
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俺の友人が話題を変えようとしたが、俺は何も言わず首を横に振った。
そして誰もが口をつぐんでしまった。


俺は後悔した。
彼女の友人に対してではなく、自分に対して・・・・
今日は彼女にもっと俺自身のことを知って貰いたくてここへ連れて来たのに。
自分がとった態度でこんなに悔いたことは初めてに近かった。

兄弟の中でもかなり責任感の強い方だと思っていた。
幼い頃こら帝王学を学び、自制心も養ってきたはず。
父親からのお墨付きを貰えるほどの精神力も持っていたはず。
だが、今回ばかりは・・・・キレてしまった。

仲間の輪から1歩程はなれた位置にいる彼女と目が合った。
彼女は半ば身体を硬直させて、驚いた目で俺をジッと見つめていた。
そんな目で俺を見ないでくれっ!

自分で招いてしまったこの場の雰囲気に俺だけが居た堪れない気持ちになって
「少し頭を冷やしてくる・・・・」
そう言い残し、この場から離れた。
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紫苑あかね

Author:紫苑あかね
恋する人たちの切ない想いを描いています。

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