2017 / 09
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彼女の門限に間に合わせるためなのか!?
いや、それだけじゃなかったが・・・・
なぜか気持ちが急くようで、その勢いで彼女の手を半ば引っ張るように
足早に最寄り駅へ向かった。


改札口で別れるつもりだったが、気付けば発車ベルと共に2人で飛び乗っていた。
『危険ですから駆け込み乗車はお止めください』
その車内アナウンスに2人同時に噴出してしまった。
彼女は息せき切って乗車したために、
笑いと動悸で半ば泣き笑い状態だった。
電車の揺れや他の乗客から自分の背で
彼女を庇い守っていたのでかなり距離が近かった。

彼女は目元をハンカチで拭きながらまだ笑っていたが、
急に恥ずかしくなったのか頬がサーッと赤くなり俯いてしまった。
俯くと彼女の頭が俺の胸元に凭れるような形となった。
俺は両手で彼女の腰の辺りをふんわりと腕を回し優しく抱き締めた。
そして彼女の髪から花の香りがした。
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紫苑あかね

Author:紫苑あかね
恋する人たちの切ない想いを描いています。

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