2017 / 05
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玄関先で手をいつまでも振っている彼女に何度も俺は振り返った。
また通学途中で逢える事を楽しみにしながら、
浮き立つ気持ちを抑えながら帰宅の途についた。

これから彼女とどんな風に付き合っていこうか。
彼女の好みを聞きながら2人で愛情を育んでいこう。
将来は・・・・出来れば母国へ連れて行き俺の家族にも紹介したい。
出来れば、家族の一員として迎えたいとそこまで考えていた。


だが、俺のささやかなる願いは叶えられなくなってしまった。
俺の実家の事情により急遽母国へ帰国しなければならない。
帰国まで2週間。
たった2週間しかない・・・・。

その間、彼女とほぼ毎日登校時と下校途中で逢い休みの日は1日中一緒に過ごした。
一緒に映画を観た、一緒に食事をした、一緒に公園を散歩した、一緒に買い物にも行った。
彼女が語学に興味があるということ、趣味は手芸と読書、料理、実は自転車があまり得意ではないこと。
彼女は校則があるので、常に身に付けて行くことは出来ないがペアリングをプレゼントした。
そして「ずっと大切にする」とお互い約束した。
彼女の年齢を彼女の国では『箸が転んでも可笑しい』と、なんでもないのによくコロコロと笑うと
表現するらしいが、彼女も最初の印象より違い俺の前ではよく笑った。
それだけ本当の自分自身を出してくれていると思うと尚も愛しく思った。
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紫苑あかね

Author:紫苑あかね
恋する人たちの切ない想いを描いています。

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