2017 / 05
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そこには・・・・・
黒髪の女の子とライトブラウンの髪で青い目の男の子が
手を繋いでいる人形がポーチにぶら下がっていた。
その人形は決して新しいものではなくて、
むしろすっかりくたびれた感じの印象だった。

ま、まさか!?

俺は人形とその持ち主であろう女性を交互に見比べた。
周りの人達が一様に驚いたのをよそに、俺は大きな音をたてて立ち上がった。
「君は・・・・もしかして・・・・!?」
大声で発してしまったため、2人の女性がこちらを見た。

高い声の女性が、かつての俺だとすぐに気が付いた。
確かにその女性は俺の友人と近々結婚をするのだから・・・・
当然俺のことも知っている。
向かいに座っている彼女に人形を指差しながら興奮気味に話している。
話しを聞いている彼女は、
突然立ち上がりみるみるうちに瞳に涙が盛り上がってくるのが見えた。
勢いよく立ち上がったため、
テーブル上の手提げポーチが音を立てて下に落ちた。
俺はそれに気を取られていたために、
急に胸に衝撃があったことが何故なのか瞬時にわからなかった。
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紫苑あかね

Author:紫苑あかね
恋する人たちの切ない想いを描いています。

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