2017 / 11
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日中は生活のために事務員をし、夕方から大学で勉強をする・・・・
というような生活を続けていったという。
とにかく義父も莫大な借金の中から学費を捻出してくれたので、
働きながら毎月少しずつ返済している。
「完済は一体いつのことになるやら・・・」
と、苦笑しながら彼女は言った。

返済するのは、状況が苦しくなっても育ててくれた特に養父に対する
せめてもの恩返しだと話した。

大学卒業後は、学生時代に取得した数種類のスキルを生かせるように
派遣会社に登録することにした。
数社を経て、この企業へ派遣されたのは2ヶ月ほど前。
高校時代の友人の縁で派遣先に選んだそうだ。
それがまさか・・・・
重役メンバーに俺がいるとは知らずに。


彼女が話している間、俺は彼女を半ば抱かかえるようにソファに座り
右手で彼女の左手を握っていた。
彼女はチェーンに通したペアリングを胸元で握りながら・・・・
そうすることで心が強くなれるという。
きっと俺にまた逢えるということに希望を持ち続ける力が湧いてくるという。
離れていても2人とも同じ気持ちでいられたことを改めてお互いの愛情の深さを感じた。
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紫苑あかね

Author:紫苑あかね
恋する人たちの切ない想いを描いています。

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