2017 / 11
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俺は・・・・
今日も同じ空を見上げている。
この国で運命の女性を見つけ、一度は手放してしまったと思った。
言い知れぬ絶望感に苛まれた時期もあった。
だが、再びこの国で彼女にめぐり逢えた。


再会してから彼女は派遣会社を辞め、正式にこちらの企業の正社員となった。
彼女の正式なプロフィールを見て、人事担当者は相当驚いていた。
スキルに関してもかなりのもので・・・・
将来俺のビジネスパートナーとしても充分に発揮できるものばかりだった。
これについて彼女を褒めると少し顔を赤らめて照れていた。
でも彼女にとって俺と離れている間に
自転車をちゃんと乗れるようになったことの方が重要だったと話していた。


俺は生活の拠点を敢えて彼女の国に置いた。
母国の家族にも紹介して、温かく迎えられた。
特に母親が気に入り、1~2ヶ月に1度は暇を見つけてはやってくる。
この2年半で新しく家族に加わった者に会いに来たいのは仕方がないだろう。

スーツのポケットに入っている携帯電話が震えた。
彼女からのメール。
『お仕事お疲れ様です。今夜は何時ごろ帰られますか?
お義母様が今夜はお夕食を作ってくれるそうです。
楽しみですね。私は少し楽させて貰っています。
それからお土産に頂いたお人形は肌身離さず、家中どこにでも持っていきます。
余程気に入ったようね♪ 気を付けて帰ってきてね。』

携帯電話を閉じ、書類に目を通すために椅子に座った。
右斜め前にあるパソコンに視線を移しその横にあるフォトスタンドを眺めた。
そこにはかけがえのない存在の彼女ともう1人・・・・
彼女に抱かれながらブラウンの髪色をした女の子が笑っている。


彼女達に逢えた運命を感じながら・・・・
俺はもう一度夕焼けになった空をもう一度見上げた。






                  -おわりー
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【おはようございます。】
最終話、おめでとうございます。
毎日欠かさず楽しんで読ませていただきました。

よかったなぁと読み終わった感想です。
ハッピーエンドはやっぱりいいですね。
泣いちゃいました。
運命だけではない、二人のそれぞれの思いが
成しえたことなんでしょうね。

お疲れ様でした。
また次も期待して待ってていいですか?

【ありがとうございます】
緋沙子様、こんにちは。

毎回読んでくださりありがとうございました。
実は『訪問者リスト』と『拍手』が励みになりました。
頭の中で考えていることを文字にするのがとても困難なことなのだと・・・
今回とても勉強になりました。
次回もお付き合いいただけたら嬉しいです♪

私もハッピーエンド大好きです。
今回のお話はもっと悲哀・試練を入れようかと・・・
思いましたが止めました(笑)
<収拾つかなくなる恐れアリv-356

また次回作をぼちぼちUPしていきますので
宜しくお願いします。



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紫苑あかね

Author:紫苑あかね
恋する人たちの切ない想いを描いています。

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