2017 / 06
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「先生、南さんは?」
保健室に静かに入ってきたヒロちゃん。
「先生、南さん、給食食べないで帰っちゃうんですか?お迎えは?」
「南さんのお母さんと連絡が取れるまでここで休んでいた方が良いと思って」
「お熱があるんですか?」
「そうね・・・少しあるかもね。5月に入って急に暑くなったでしょう。暑さに体がビックリしちゃったのかもね」
「じゃぁ、今は寝ているんですか?」
「どうかな・・・?カーテンをそっと開けてみてごらんなさい」

私は起きていて2人の会話を聞いていたのもバツが悪かったので
寝たふりをしようと布団を被ろうとしたが間に合わず、
カーテンの合わせ目からからひょっこり顔だけ出したヒロちゃんと目が合ってしまった。

「気持ち悪いの治った?」
「・・・・・・・・・・」
「さっき1時限目は国語で、2時限目は体育だったんだよ。
お外は暑かったからここにいた方がずっと南さんにとって良かったと思う」
「・・・・・・・・・・」
「次は図工だけど・・・教室戻れる?」
「・・・・・・・・・・」
「あぁ、お家に人が迎えに来るって先生が言っていたよね?」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・なんかあたしだけ話しているよね?うるさいよね?ごめんね・・・
いつも1歳下の弟、あっ今幼稚園の年長組なんだけどね!
その弟にも『お姉ちゃんは声が大きいから普通に喋っていてもうるさい!』って言われちゃうんだ」
「・・・・・・ううん、うるさくないよ」
私ははにかんだ笑顔を浮かべた。
「あっ!南さん、笑った!!良かった~~」
「『良かった』って・・・・自分の事じゃないのに嬉しいの?」
「うん!だって同じクラスの友達だもん!!」
「一度も喋ったことも、幼稚園も違うのに・・・どうして・・・友達じゃないよ」
「なんで・・・?そんなふうに思っていたの?じゃぁさぁ・・・今からお友達ね♪よろしくね、愛子ちゃん!!
あたしは『広子』だからヒロちゃんでいいよ」
「お友達・・・・ね。うん!お友達になってくれるの!?私は愛ちゃんでいいよ」
「うん!!わかった!!ヨロシクネ!!愛ちゃん!!」
「ヨロシクネ!!ヒロちゃん!!」

こうして私とヒロちゃんはあっと言う間に大親友となった。
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【こんにちわ!】
広子ちゃんのお話の時からは思いもつかない、
結構ハードな人生を
愛子ちゃんはおくってきたんですね。(おおげさかな?)
でもこれから、広子ちゃんと友達になって
楽しい時間が来るのかな。
楽しみにしていますね♪
【ハードです(笑)】
☆緋沙子さん、こんばんは。

広子ちゃんは彼女の母親に負けず劣らず天然系で。
愛子ちゃんは冷静沈着なキャラかと思いきや、
これが結構幼少の頃苦労した(?)という感じです。
これから何が起こるでしょうか!?
またよろしくお願いします~~。
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紫苑あかね

Author:紫苑あかね
恋する人たちの切ない想いを描いています。

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