2017 / 07
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「イヤ―――――ッ!!!」

力の限りアツシの胸を押したが・・・・。
所詮女性の力では敵わない。
壁とアツシとの間でもがくだけで、
タイル張りの壁に腕が擦れて痛かった。
アツシの肩越しに見えた街灯の光が歪んできて・・・・
力もこれで限界って感じた時・・・・。


目の前にいたアツシがいなくなり、
その代わりにベージュのジャケットを着た男性がいた。

「何してるんだよっ!」
「ってぇなぁ!・・・お前誰だよ!」
「いやがってるだろっ!やめろよ!!」
「お前には、関係ないだろっ!
・・・・あれっ?お前・・・もしかして・・・・・?」
「何だよ・・・・気が付いたなら、それでも良いさ、
ウチの大事なスタッフに手を出すなっ!」
「おいおい、良いのかよ!天下の芸能人、
フェニックスのメンバーが暴力沙汰か?
一般人の痴話喧嘩に口出しか?」
「くそっ!なんだよっ!そんなこと関係ないっ!
一発殴ってやろうかっ!!」

私はただ呆然と2人のやりとりを壁に寄りかかったまま見ていた。
その間、フェニックスのメンバーと言われている人は
私をアツシからの視線を遮るように
自分の大きな背中で庇うようにアツシと対峙していた。

「リュウ!やめろっ!!お前が殴るまでのヤツじゃないよ」
良く通るシュウさんの声?
それとマオさんの声も聞こえてきた。
「そうだ・・・殴ったところでこいつは昔からこういうヤツだからダメだ!
CM打ち合わせか気になっていたが、
高校のときの後輩で・・・その時からタラシだったよ」

2人に振り向きたじろぎながら答えた。
「お前・・・誰だ・・?お前なんか知らねぇよっ!!」
「だが、お前の噂は誰でも知ってるぜ!」
「・・・・・・・」
「お前、あの時も部活の女の子に親父さんの仕事関係で釣っていただろう?」
「・・・・・っくそ!そんなこと・・・」
「男子なりの不始末もやりやがって」
「そんなこと・・・知らねぇよっ!」
「知らないか?そんなこともすぐに忘れちまうか?」
「・・・・・・・」
「覚えていないなら教えてやるよ。
後始末・・・っていうか
尻拭いを親父さんの財力でどうにか丸く治めたって専らの噂だよ」
「あんときは・・・・ッ!!」
「あれから改心していないんだな?
将来お前に任せるような広告代理店じゃこの先不安だよ」

歌舞伎役者の女形顔負けの長身のマオさんが上から凄んで、
でも静かに話す様はとても怖かった。

「未来堂の井上さんでしたね?
一部始終、こちらで撮られていると思いますよ。
一応、ここも大手の芸能プロダクションですからね、
セキュリティの関係で防犯ビデオを設置してありますから
あなたどう釈明しようと・・・・証拠はここにありますからね。
私も彼らマネージャーとして守るという使命もありますし・・・よろしいですか?」
「脅迫する気なのか?」
「いいえ、そんな気は毛頭ありませんよ」

アツシとは真反対の穏やかな顔の足立さんの顔が
冷たく感じたのはここにいる全員だったかもしれない。
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【イヤ~、素敵!!】
リュウさんたら、男らしいわぁ。(ポッ
やはり理想の男性だわん。(笑

わたしが中学の頃、独占欲が強く、
我が儘な人がいました。
アツシくんを見てると、その人の事を
思い出し、ゾッとします。
今頃、DVで女性を苦しめてはないかと
不安が過ぎります。

美晴ちゃんの恋の始まりは・・・・・・。
どうなるのかな。
【レスです。。。】
☆きゅうぞうさん、おはようございます。

(きゅうぞうさんの)ヒーロー登場です!(笑)

>美晴ちゃんの恋の始まりは・・・・・・。
どうなるのかな。

そうですねぇ、ゆっくりと動き始めている・・・
と言いましょうか。
(ふがっ)そ、それしか言えましぇ~~ん(大汗)

アツシと同じような人って結構身近にいると思います。
実は以前、OL時代に同期がそれで悩まされていました。
結局その男性は転勤で遠くへ行ってしまいましたが・・・。
その後、どうなったかわかりません。
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紫苑あかね

Author:紫苑あかね
恋する人たちの切ない想いを描いています。

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